ジメジメとした高温多湿な日本の夏。
畳の部屋をのぞいてみると、ホコリのような黄色いものが畳の上にふわっと…
畳が黒ずんでいる…変色してすっぱいニオイがしている…などの経験はございませんか?
実はこれは《カビ》が発生しています!!

畳は天然素材なので、湿気が多い場所ではどうしても《カビ》が発生していまいます…

《カビ》を放置してしまうと、畳が変色してしまうだけではなく、吸い込んでしまうことによって健康被害や食べ物・衣服にまで被害が拡大してしまう恐れもあります。

「前回畳替えをしたときにはカビは生えなかった」と言われることがありますが、いぐさ自体が強い農薬や着色料を使用しなくなったり、住宅も密閉性が高くなり湿気を貯めやすくなった為、梅雨に限らずカビが発生しやすくなっています。

当店では、出来るだけ健康に優しい畳表を使用していますし、強いカビ防止剤は使用しておりません。
【ヒバ加工】や【天然カビ防止剤】をご使用いただいた表でも、強い薬品ではありませんので、完全にはカビを防止することはできません。

体に優しい、安心・安全な商品にこだわっていますので、日頃から畳のお手入れをお願いいたします。

  • 天気の良い日は窓を開け風を通す
    (小雨なら雨が入り込まなければ、空気を循環させる意味で少し開けてもかまいません)
  • 除湿器を使う
  • 扇風機を首振りにして、畳に向かって風を送る
  • 定期的に消毒用エタノールで拭く

もしカビが発生したら…

※すぐに乾いた布で拭き取ったり、掃除機をかけたりしないでください!
かえって、カビの胞子をまき散らすことになります!!